「偏愛京都」小学館文庫 750円
絵と文:マツモトヨーコ
ちょっと奥の京都へ、はんなりと。京都B級遺産へのちょい旅
洛人(京都に住まう人々)が味わう日々の風景
京都人が気づかない、いいところ
通りから、裏通りへ、そして、毛細血管のようなろーじへ
店を
人を
住まいを訪ねて
玄関から一歩奥へ
イチゲンさんから、なじみ深い京都へ
京都にほどけて
京都に恋して
「今年もまたここで」:マツモトヨーコ
桜の木と自転車、ちょっとスケッチぽい眺め。珍しい視点
79000円
リビングルームに絵を
生活空間に似合うマツモトヨーコさんの作品
25点を展示しています
4月4日まで
マツモトヨーコさんとはアートが買えるモノなんだ、ということを体験した20代からのお付き合い
いまgallerymorningkyotoのある場所に、かつてあったギャラリーCOCOで、はじめて版画を買った
83年のコト
それ以来。アメリカ村にギャラリービュウがあった頃にはイベントもご一緒させていただいた
画廊はアーティストの絵が買えるところ
一つしかない作品を手に入れることが出来るところ
安藤忠雄さんが建てた家に住み始めた大学教授に贈った「gallery」
結婚した友人に贈った「morning call」
「2人の時間」「Sofa」
手元にはないけど、懐かしく思い出す作品が山のようにある
今ごろなら「チューリップ」の版画もいい
赤いイチゴの露店の絵
そんな絵を壁に掛けると
暮らしがちょっとはなやかになり
ぬくたくなる
気持ちがちょっと落ち着いて
呼吸が深くなる
リビングにアートを