「大きなモノを作りたい・・・」
「それと
手のひらでコロコロしてもらえる
厳選した小さなサイズの作品を多くの人に所有してもらいたいとおもってます。」
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と久保健史さんは言います。展覧会、お楽しみに。
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ギャラリーモーニング、初の立体作品展
白い壁、墨色の床
その中に大理石の彫刻が160点
前室の大きな作品は「incantations」と名付けられ
奥の部屋には小さな作品が街を形づくるように配置される
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石目にハンマーを入れる
パカリ、と割れ
そこには、真新しい「表面」がふたつ生まれる
何千年も前に閑かに微生物の死骸が降り積もってできたというトラバーチン
古い記憶が21世紀に露わになる
愛おしいレンガ色
ミルフィーユのように重なる層
鍾乳洞の一部のような鼠色
白亜に近い切り口
まさにいま、現れた真新しい表層を選び取り、ドローイング感覚で石を削る
言葉を持たない太古の記憶がカタチを与えられて
対話をはじめる
ギャラリーモーニング京都ショーケース
手に乗る大理石作品群。160点。ご希望の方はメールください。
注)2011年に価格改定が行われています。以下のリストの作品価格に付いては、リクエスト時に最後ご確認ください。
展覧会の前に
存在をダイレクトに感じる大きな作品と、大理石に潜む魅力的な色、かたちをドローイングするように削り出した手のひらに載る作品を展示します。
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大理石に潜む色をハンティング
魅力的な部分を探して、切り取る・・・
ハンティングした部分に合わせて最小限にかたちをつくる
ドローイングのように、すばやく
小さな、大理石たち
カバンの中に潜ませ旅につれてゆく、いろんな場所に置いて楽しむ
ちょっと大きな大理石たち
石の中にストーリーをこっそりと潜ませて
表層は空気をシェアーして、空間の存在感をつかむ
大きな大理石
空間にどっしりと、ふんわりと存在させる。四角い大理石として
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