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updated 2017-05-27
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HOME > 2017 exhibition > 199th.植木鉢のある風景展 STILL-LIFE Painting 2017

植木鉢のある風景展
2017年 2/7(火)~25(土)


「植木鉢」という言葉をアーティストと共有する。 そんなところから出発した展覧会です。 小さな器。 人がそこに何かを植える。 南向の庭だったり、北側ベランダだったり。 道端やガレージ。カフェや本屋さんにも 進出して、心地いい景色をつくりだす。 ビッグデータには関係せず。 突然ビルが建って日陰になったり。 ほったらかしにされたり。 それでも、今いる独自の環境に生きている。 そして、花を咲かせる事もあったりする。 十二人のアーティストが植木鉢を描きます。

大﨑真理子 OSAKI Mariko, 岡林真由子 OKABAYASHI Mayuko, 上坂秀明 KOSAKA Hideaki,柴垣美恵 SHIBAGAKI Mie 高木智子 TAKAGI Tomoko ,長尾鴻平 NAGAO Kohei ,長尾ふみ NAGAO Fumi,成山亜衣 NARIYAMA Ai 長谷川由貴 HASEGAWA Yuki, 廣田美乃 HIROTA Yoshino, 美崎慶一 MISAKI Keiich, 吉原英里 YOSHIHARA Eri

展示風景





上坂秀明



柴垣美恵



吉原英里




美崎慶一、高木智子、成山亜衣




成山亜衣、岡林真由子、廣田美乃





廣田美乃、長尾ふみx3、吉原英里




成山亜衣




岡林真由子





長尾鴻平、長尾ふみ




大﨑真理子




長谷川由貴、美崎慶一x2 



高木智子

作家の制作コメント



今回は卒業制作と同時進行での制作ということもあり、その流れで描いたものです。風景画を描いているのですが、その中で植木鉢のように見えたもの、そこに垣間見た生命力のようなものを描いています。/大崎真理子 OSAKI Mariko・・・・・履歴


植木鉢のある風景を描く為に取材をしていると、気になり始めるのは植木鉢が置かれた周囲の窓や壁の様子でした。
当初、窓や建物の一部を入れて構成しようと思っていましたが、そうすると植木鉢は風景の中で脇役になってしまいそうでした。今回は植木鉢ひとつひとつにスポットを当てて個々の魅力を表現したかったので、周囲の風景は抽象的な背景の表現に留めることにしました。背景に風景を集約しようと試みたことでいつもと違う感触を得ることができたように思います。/岡林真由子 OKABAYASHI Mayuko・・・・・履歴


植物と人の身体は、水や空気を利用しているという意味で、自然現象として共通していると思います。今回は植物の夜の生活を小窓から覗くというテーマで描きました。/上坂 秀明 Hideaki Kosaka・・・・・履歴


庭や植込みの植物には、大自然のもの以上の生命力を感じ、絵にしてみたいとよく思います。その成長にたずさわった人の気配や、そのもの自体が人のような気配を宿しているから、そう思うのかもしれません。/柴垣美恵 SHIBAGAKI Mie・・・・・履歴


私は平たい面に油絵の具を使って絵を描いています。絵具を使って描く中ではみ出して消えてしまうものや、フイに増えてしまったものがあります。しかし、モチーフにしている実在するものを「理解したい」「把握したい」気持ちで描いているので、何度も確認しながら進みます。そうこうしているうちに、「絵」は完成するので、また、もう一枚描きます。/高木智子 Tomoko Takagi・・・・・履歴


制作する空間と生活する空間。その間に広がる距離と時間は、作品と自分との距離感でもある。それは最も遠く、最も近い存在 長尾 鴻平 NAGAO Kohei・・・・・履歴


この小さな鉢の中で植物が芽を出し枯れてゆくことを思うと小さな家のようです。日向に置かれても日陰に置かれても、彼らは何も言えないところに、少しだけ切なさを感じました。/長尾ふみ NAGAO Fumi・・・・・履歴


思えば、植木鉢を頭に乗せて通勤しないし、片脇に抱えたまま子供をあやしたり、膝に乗せたまま食事をしない。彼らは常に、私達の邪魔にならないところに佇んでいる。眩しいライトに当たらないサブ役を極め抜いた彼らの存在感を、違和感ない形で描きたいと思いました。/成山亜衣 NARIYAMA Ai ・・・・・履歴


真夜中に電気を消してアトリエを出るころ、誰もいないはずなのに誰かの呼吸を感じるような時がある。帰り支度をした私は、彼らの方を少し見て、そっとアトリエの鍵を閉めるのである。長谷川由貴/HASEGAWA Yuki・・・・・履歴


植物も人間も、生き物で、植木鉢はそのすみか/廣田美乃・・・・・履歴



街の風景や、人の営みの痕跡の中に季節の変化や、自然の力を日々感じとっている現代人。花鳥風月は、そういった小さな日常、例えば誰かが植えた植木鉢の中にあるのかもしれません。/美崎慶一 Misaki Keiichi・・・・・履歴


大学を出て直ぐの5月、自分の方向性を探りながら漠然とした不安と期待の中、滞在中のフィレンツェのホテルの朝食をとっていた。そのとき 目前の大きな観葉植物が光輝くのを見て思いついた「イタリアの風シリーズ」で、帰国後版画家としてスタートした。/吉原英里 YOSHIHARA Eri・・・・・履歴